内容紹介
「札幌美術展」は1948年にスタートし、2008年からは札幌芸術の森美術館で開催されている展覧会シリーズ。
2025年9月13日~11月3日開催の同展は、北海道の陶芸界をリードしつつ、伝統にとらわれない造形や、陶土の可能性をひらくインスタレーション作品に挑戦しつづける作家、下沢敏也が登場。作陶の世界と、現代アートの世界とを縦横に行き来しながら作家が挑む、造形表現の「今」に迫ります。
北海道の陶土を素材に独自の技法を探求する作家の世界を、どうぞご堪能ください。
※本書は、2025年9月13日~11月3日開催の同展の図録として刊行されたものです。
目次
ごあいさつ
作家メッセージ
第1章 時の凝縮
第2章 うつわの序破急
第3章 土の貌(かお)
第4章 土の命脈I
第5章 土の命脈II
第6章 生命の森
エッセイ・資料
佐藤友哉「『再生』と沈黙の意志~下沢敏也の創造世界」
阿部典英「下沢敏也さんの大個展によせて」
本庄千晶「沈黙のかたち、再生の気配―『下沢敏也 Origin―土の命脈』に寄せて」
松山聖央「抵抗と遊ぶ――西の森のアトリエで」
論考 山田のぞみ「土とは何か、生とは何か―下沢敏也の造形思考」
下沢敏也 インタビュー「土に惹かれて」
制作ドキュメント
下沢敏也 略年譜
参考文献
出品リスト
著者紹介
札幌芸術の森美術館…1990年9月に「札幌芸術の森」内に開館した屋内美術館。
北海道、札幌ゆかりの作家の作品と国内外の近現代美術をコレクションの核とし、多彩な内容の特別展を行う。
「札幌芸術の森」は〈芸術文化都市さっぽろ〉のシンボルとして1986年7月にオープンし、1999年に整備完了。同美術館や野外美術館、工芸館などのほか、貸出機能を有する様々な工房を備える。野外ステージやアートホールでは、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)を開催するなど、将来を担う芸術家育成事業にも取り組んでいる。
上記内容は刊行当時のものです。