内容紹介
1991年9月に道東初の道立美術館として開館した北海道立帯広美術館。
40年に渡りその活動を支えてきた帯広美術館振興会の軌跡をたどりながら、その寄贈作品を軸に、道東の美術とバルビゾン派をふくむ西洋の美術から、緑豊かな自然を舞台に描かれた十勝に相応しいコレクションを紹介します。
1984年の誘致促進期成会に始まり建設協力会を経て、開館後の1992年からは振興会として美術作品の寄贈や展覧会、教育普及事業の共催、作家研究事業への支援などを続けている同会と美術館の深いつながりを知ることができる図録です。
※本コレクション選は、北海道立帯広美術館で2024年11月1日~12月22日開催の同名特別展図録として刊行されたものです。
目次
ごあいさつ
corner 1 おびひろに美術館を!
corner 2 伝説のミレー展
corner 3 バルビゾンってどんなとこ
corner 4 風景を写し取る
corner 5 バルビゾン派って
corner 6 十勝とバルビゾン
帯広美術館 誘致運動の軌跡 / 瀬戸厚志
出品リスト
著者紹介
北海道立帯広美術館…1991年9月に開館した5館目の道立美術館。
道東ゆかりの作家の作品及び、国内外の版画やポスターを中心とした近現代のプリントアート、並びにバルビゾン派を中心とした西洋の農村の風景画、風俗画を中心に作品を収集している。
館そのものも1992年5月に第17回北海道建築賞、1995年12月に第5回公共建築賞 優秀賞を受賞するなど、高い評価を得ている。
上記内容は刊行当時のものです。