内容紹介
恩師鷗亭と創作の今を中野北溟が語った超貴重インタビューを完全収録!
「詩文書」を提唱し現代書の普及に大きな役割を果たした金子鷗亭と、現代の日本書道界を牽引し「書の詩人」とも呼ばれる中野北溟。北海道が誇る二人の書家の作品を詩文書の魅力を伝える作品集としてまとめました。後半には書の原点である「臨書」「漢字」作品や中野北溟のインタビューなどを収録。
北海道立函館美術館で2022年10月8日~12月4日開催の特別展「詩文書の魅力 金子鷗亭と中野北溟」の図録を書籍としてお届けします。
目次
はじめに
金子鷗亭作家解説・略年譜
金子鷗亭作品
詩文書とは
鷗亭のことば
中野北溟作家解説・略年譜
中野北溟作品
ふたりのことば「臨書」について
臨書
ふたりのことば「漢字」について
漢字文
ふたりの題字
中野北溟インタビュー
テキスト「詩文書を創る」
作品リスト・解説
鷗亭記念室と北溟記念室
謝辞
著者紹介
北海道立函館美術館…1986(昭和61)年9月開館。
「道南ゆかりの美術」「書と東洋美術」「文字と記号に関わる現代美術」という3つのテーマのもと、すぐれた美術作品の収集・保管・展示、多彩な展覧会や教育普及事業の開催、調査・研究等を行い、北海道の芸術文化振興の役割を担う活動を続けている。
北海道内の美術館が連携してPR活動やイベントに取り組み、北海道全体がアートの舞台となることを目指す「アートギャラリー北海道」参加館。
上記内容は刊行当時のものです。