内容紹介
※この本には新版『金融のしくみと証券市場 「経済の血液」はどう流れるか』(ISBN 9784891153762)があります。
金融・経済・証券投資について知りたいすべての人に
このボリュームで入門から応用まで網羅する実用書
新聞の経済面・金融面・株式面は、ほぼ読めるようになるはずです。
そうすれば世の中で起こっていることが、どんな風に自分の生活に影響を与えるのか、より正しく理解できるようになります。
金融面での不利益を回避し、できれば有利な方法を選択できるようになるでしょう。
投資を考えるのであれば、より賢い投資家になることができるでしょう。(帯文より)
目次
第1部 金融入門
第1章 貨幣とは何でしょうか
第2章 なぜ金融を学ぶの?
第3章 信用創造
第4章 金利とは何でしょうか
第5章 債券とはどんなものでしょうか
第6章 株式とはどんなものでしょう
第7章 為替レートと国際投資
第8章 経済政策とお金
第2部 はじめての投資理論
第9章 企業の数字を知りましょう
第10章 株価純資産倍率(PBR)配当利回り
第11章 株価収益率(PER)
第12章 自己資本利益率(ROE)
第13章 配当割引モデル
第14章 資本資産評価モデル(CAPM)
第15章 投資のリスクって何でしょうか?
第16章 シャープ・レシオ
第17章 債券投資の心得
第3部 投資理論の応用
第18章 発行市場と流通市場
第19章 世界の金融資本市場の規模
第20章 株価評価指標で見る日米の違い
第21章 デリバティブ 金融派生商品
第22章 産業構造と株式市場
第23章 株価変動率
第24章 株価の長期トレンド
第25章 資源・国際商品相場
第26章 機関投資家の動き
第4部 世界の金融資本市場
第27章 国際収支とISバランス
第28章 お金の本質と金本位制
第29章 ブレトン・ウッズ体制
第30章 ニクソン・ショックからオイル・ショックへ
第31章 レーガノミックスからプラザ合意へ
第32章 日本の失われた20年
第33章 アジア通貨危機
第34章 サブ・プライム・ローン問題からリーマン・ショックへ
第35章 欧州金融危機
参考文献
著者紹介
玉山和夫(たまやま・かずお)…北海道美唄市生まれ。一橋大学経済学部卒業後、日立電線海外事業部を経て、野村総合研究所・野村證券で、資産運用・機関投資家営業などに従事。その後安田火災海上保険有価証券部第二課副長、安田火災ブリンソン投資顧問取締役を歴任後、パリバ投資顧問(フランス・パリバ銀行の資産運用日本法人)運用本部長、Paribas Asset Managementの日本株式責任者、同投資委員会委員を務める。
1997年に札幌国際大学人文・社会学部教授への就任、北海道情報大学経営情報学部教授を経て、現在札幌学院大学経営学部教授。
著書に「投資戦略の基礎」(東洋経済新報社)、「10分でわかる 暮らしの経済」(FMノースウェーブ)、「日米バブルの金融論」「株式投資事始め」(いずれも中西出版)がある。
1991年~97年まで、日経ビジネス誌コラムニスト。
上記内容は刊行当時のものです。