30の話題と対話集 日誌 ふつうの介護員

一般

30の話題と対話集 日誌 ふつうの介護員

北岡けんいち(著)

定価
1,100円(本体1,000円+税10%)
電子書籍価格
550円(本体500円+税10%)
ISBN
9784891152963 C0036
仕様
四六判/200頁/上製
発売日
2014年4月23日
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内容紹介

《「頑張って下さい」「諦めないで欲しい」などの通常エールボキャブラリーを、ほとんど使っていません。
職業指南本だとすれば不思議です。ここでビジネス本なのか、物語集なのかと私はまたまた迷ってしまい……
――「熱心な読者からの推薦文」堀之内利夫より》


老人保健施設の施設長が「普通に生きる介護員」の日常を映したエピソードを、30編のフィクション日詩に仕立てた。
各話に付けられた対話形式のコメントは、迷える介護員たちへの穏やかなアドバイスとなっている。

目次

熱心な読者からの推薦文


一章 大騒ぎの女子介護員
第1話 大騒ぎの女子介護員
第2話 自然なこと
第3話 ふつうの介護員
第4話 馬車屋町出身
第5話 街のジャンヌダルク
第6話 秋の夜の真実
第7話 庶民の子供


二章 春風
第1話 春風
第2話 いなか暮らし
第3話 初心者心得
第4話 ヤンキー嬢の登場
第5話 我が町の「足長おじさん」
第6話 現実の手触り
第7話 無冠のベテラン職員
第8話 小さな伝説


三章 普通の新人
第1話 普通の新人
第2話 駅前のロマンス
第3話 マイゲームオーバー
第4話 形見の品
第5話 ある男性介護員
第6話 バージンドール
第7話 夏の花火
第8話 ばあちゃん
第9話 初めての子供


四章 夜明けの声
第1話 夜明けの声
第2話 もっとも近い友人
第3話 引き裂かれた職場
第4話 子供の情景
第5話 旅立ちと再会と
第6話 無理を承知でのお話


題の解 「ふつうの介護員」評
謝辞とあとがき

著者紹介

北岡けんいち(きたおか・けんいち)…1946年北海道小樽市生まれ。北海道大学医学部卒業。同市で老人保健施設長として勤務中。
著書に「介護員のケアマネ受験日誌 遠くまで行くんだ」をはじめ、「介護員生活日詩 笑い泣きにあらず」「介護福祉士受験日誌 未来の介護員」「50の話題とエール集 日誌 名も無き介護員」など、介護員の日常を見つめた作品がある。

上記内容は刊行当時のものです。