内容紹介
北海道を代表する画家・佐藤武が、絵画同様に表現を追求する詩をまとめた詩集。
空白の領域から、深い精神的な糧の中から言葉となり生まれてくる作品には、作家としての真実を探し求める姿勢があらわれている。
目次
暮れ行く大地 / 陽は沈む / 土に還るとき / 孤独 / 泡沫
死者の呟き / 鈴虫 / 波濤 / 貌に纏わる話 / 蚯蚓の呟き
カロートの中 / 虫けら / 墓石の中 / 終焉 / 添い寝
秋の海原 / 空しい日々 / さだめ / 海 / 愛しき人
故郷 / 語りかける絵 / 絵が腐る / 雪降るころ / 時空を越えるとき
虚無 / 路 / 春 / 東風 / 道 / 死(一) / 死(二)
夕暮れ / 見捨てられた墓 / 老いる / 皺 / 緑陰の果て
蜉蝣 / 冬の日 / 秋日 / 春がやってきた / 蜘蛛の食卓
死者の巡礼 / 生きたや、死にたや / 灰となり / 難破船
暮れ逝く水辺 / 霊園
あとがき
略年譜
著者紹介
佐藤武(さとう・たけし)…
1947年北海道千歳市生まれ。幼いころより独学にて絵を描き始める。
1965年、国際青年美術家展[日本・アメリカ展]入選。
1987年、第5回上野の森美術館絵画大賞展で箱根彫刻の森美術館賞・特別優秀賞。
同年、第6回東京セントラル美術館油絵大賞展で佳作賞。
2002年、第11回青木繁記念大賞展で優秀賞。
1967年の初個展以後、札幌を中心に毎年個展を開催。そのほか札幌芸術の森美術館での展覧会など、多くの展覧会に出品。
2009年、紺綬褒章を受章した。
上記内容は刊行当時のものです。