第8集 ほっかいどう百年物語 北海道の歴史を刻んだ人々

歴史

第8集 ほっかいどう百年物語 北海道の歴史を刻んだ人々

STVラジオ(編)

定価
1,320円(本体1,200円+税10%)
ISBN
9784891151713 C0021
仕様
四六判/395頁/並製
発売日
2008年2月16日発行
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内容紹介

北海道のSTVラジオで毎週日曜午後5時に放送されている「ほっかいどう百年物語」の書籍化シリーズ第8弾。
開拓期から今日まで、北の大地で繰り広げられた先人たちの人間ドラマを紹介する同番組から、28の物語を収録している。
本書では社台ファームの創業者で競走馬の育成に情熱を注いだ吉田善哉、坂本龍馬の従兄弟であり、日本初のロシア正教会司祭となった沢辺琢磨、度重なる困難を乗り越えた青函トンネルの物語などを取り上げている。
※ラジオ放送は2019年9月に終了しました。

目次

船山馨…波乱の生涯を終えた札幌出身のベストセラー作家
坂市太郎…夕張に石炭があることを突き止めた道庁技師
千代の山雅信…強さと弱さの狭間で苦悩した北海道第一号の横綱
伊能忠敬…一歩一歩、日本の大地を踏みしめて測量したひと
高橋竹山…津軽三味線を全国に広めた盲目の巨匠
名塩良造…何より信用と恩に報いることを大切にしたお菓子のナシオ創業者
小川原脩…従軍画家として十字架を背負い続けた倶知安町出身の画家
青函トンネル物語…度重なる困難に立ち向かった作業員たち
中島三郎助…徳川家に義を貫き、箱館戦争で壮絶な死を遂げた親子
吉田善哉…数々の名馬を世に送り出した社台ファーム創業者
畠山哲雄…夕張の文化運動の中心的な役割を果たした画家
渡邉熊四郎…人々の生活向上のためひたすら尽力した
高橋正弘…室蘭が生んだ北海道サッカー界の偉大な指導者
牧野キク…校長クサベラ・レーメを支えた藤学園発展の功労者
関根タメヨ…小清水に開墾の足跡を残し、自然保護運動に身を捧げた女性
佐藤貢…北海道農業に新たな革命を起こした雪印乳業初代社長
川村カ子ト…和人とアイヌ民族の心のレールをつないだ天才的測量士
象の花子物語…象と暮らした男の愛情物語
大川春義…生涯をかけて100頭の熊を射止めた執念のハンター
久保兵太郎…レンガを江別の地場産業にした江別レンガの父
丘珠獅子舞物語…北海道の貴重な伝統芸能丘珠獅子舞
沢辺琢磨…幕末の函館で日本初のロシア正教会司祭となった坂本龍馬の従兄弟
高畑利宜…岩村通俊の無二の親友だった、上川開発の祖
柳田藤吉…函館に外国貿易の基礎を築き、根室開発に人生を捧げた
月寒あんぱん物語…百年の歴史がある月寒の名産品
小田切栄三郎…弟子屈の発展のために有畜農業に情熱を傾け続けた
田村顕允…伊達邦成を支え伊達に士族の町を築き上げたひと
栗本鋤雲…函館医学所を創設し「未来」への種を蒔いた

著者紹介

[STVラジオ ほっかいどう百年物語 制作スタッフ]
構成作家…佐々木信恵、佐藤優子、飯岡ゆう子、北室かず子/プロデューサー…菅村峰洋
ディレクター…永井茂夫/監修…阿部一司/ナビゲーター…奈良愛美
声の出演…三上勝由、くどうみき、岡田雅夫、藤原俊和、斉藤和子、中野英一、三宅拓也
協力…ナレーターズユニット・ビーブレス

上記内容は刊行当時のものです。