第7集 ほっかいどう百年物語 北海道の歴史を刻んだ人々

歴史

第7集 ほっかいどう百年物語 北海道の歴史を刻んだ人々

STVラジオ(編)

定価
1,320円(本体1,200円+税10%)
ISBN
9784891151584 C0021
仕様
四六判/387頁/並製
発売日
2006年12月31日発行
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内容紹介

北海道のSTVラジオで毎週日曜午後5時に放送されている「ほっかいどう百年物語」の書籍化シリーズ第7弾。
開拓期から今日まで、北の大地で繰り広げられた先人たちの人間ドラマを紹介する同番組から、28の物語を収録している。
本書ではアイヌ民族初の国会議員となった萱野茂、「ゴジラ」など数々の映画音楽を生み出した作曲家・伊福部昭、夕張をメロンの名産地にすべく尽力した豊田祐一などを取り上げている。
※ラジオ放送は2019年9月に終了しました。

目次

萱野茂…アイヌ民族のため、アイヌ文化の継承・保存のために生涯をつくした人
若狭函寿…北海道が誇る銘菓「わかさいも」の創業者
内村鑑三…日本を代表するキリスト教伝道者
おおば比呂司…ユーモラスな作風で全国から脚光を集めた、札幌出身の漫画家
徳川義親…八雲町で農村美術運動を興した徳川第19代当主
栗谷川健一…北海道を描き続けたデザイン界の第一人者
斉藤与一郎…天然痘・結核の撲滅に尽力した医師で、後の函館名市長
伊福部昭…「ゴジラ」「座頭市物語」など日本映画史上に残る名作を作曲
高松凌雲…「日本赤十字の祖」と呼ばれた旧幕府側の医師
朝倉力男…生涯、雪を描き続けた旭川在住の画家
福居天童…10代で視力を失い、独自に漫芸を築き上げた
田中敏文…道民の先頭に立って北海道復興に尽力した、初代北海道知事
大川宇八郎…十勝内陸で多くの入植者を助け、敬慕された開墾の祖
小林正俊…「よいとまけ」で知られる苫小牧三星の三代目
浜田輝男…日本の航空業界に新風を吹き込んだエア・ドゥ創設者
山下正…洋食文化創世期のレストラン「第一洋食店」の二代目店主
松本春子…女流書道家で日本の仮名の第一人者
花岡義信…篠路歌舞伎の立役者
苫小牧スモークサーモン物語…北海道の名産品スモークサーモン
居串佳一…北海道特有のモチーフを、力強く重厚に描いたオホーツクの洋画家
岡田健蔵…大切な本を守ろうと私財を投げ打ち、図書館に人生を捧げた
長原實…斬新なデザインで旭川家具を世界に発信した
吾妻謙…当別町を開墾した伊達岩出山藩家老
豊田祐一…わずか20粒のメロンの種でふるさと夕張の存亡を救った
漆谷勝太郎…北海道初のアイスクリームを製造した「美園アイスクリーム」店主
深井克美…「未完のランナー」函館出身の悲劇の画家
片岡新助…私財を投げ打って博物館の建設に尽力した釧路市立博物館初代館長
水野貞…道東初の私立根室女子小学校と初めての女性校長の誕生

著者紹介

[STVラジオ ほっかいどう百年物語 制作スタッフ]
構成作家…佐々木信恵、佐藤優子、飯岡ゆう子/プロデューサー…石倉収、菅村峰洋
ディレクター…永井茂夫/監修…阿部一司/ナビゲーター…奈良愛美
声の出演…三上勝由、岡田雅夫、くどうみき、藤原俊和、斉藤和子
協力…ナレーターズユニット・ビーブレス

上記内容は刊行当時のものです。