北海道命名150年記念 ほっかいどう百年物語 上巻 北海道の歴史を刻んだ人々

歴史

北海道命名150年記念 ほっかいどう百年物語 上巻 北海道の歴史を刻んだ人々

STVラジオ(編)

定価
1,320円(本体1,200円+税10%)
電子書籍価格
990円(本体900円+税10%)
ISBN
9784891153595 C0021
仕様
四六判/339頁/並製
発売日
2018年12月27日
Amazonへ

内容紹介

北海道のSTVラジオで毎週日曜朝9時から30分間放送されている「ほっかいどう百年物語」の書籍化シリーズ特別編の上巻。


開拓期から今日まで、北の大地で繰り広げられた先人たちの人間ドラマを紹介する同番組から、「北海道命名150年」を記念し、前巻以降に放送されたうち、20の物語を収録した。
本書では大横綱として生涯を相撲道に捧げた北の湖敏満、開拓使の一員として礎を築いたルイス・ベーマーや安達喜幸、依田勉三と共に十勝へ入植した鈴木銃太郎、障害者福祉に尽くした南雲総次郎や髙江常男の物語などを取り上げている。


※本書は、このたびの“北海道命名150年”を記念して、2010年から2017年にSTVラジオで放送された「ほっかいどう百年物語」の放送原稿に加筆・訂正を加え出版したものです。

目次

五番館物語…札幌の老舗デパートの創立者と継承者による二人の物語
伊藤亀太郎…道内屈指の建設会社伊藤組の創業者
鈴木銃太郎…依田勉三と共に十勝に入植した十勝開墾のリーダー
北の湖敏満…名横綱として、協会指導者として体現し続けた相撲道人生
吉田貞次郎…十勝岳大噴火で被災した上富良野村で陣頭指揮をした村長
髙江常男…事故で障害を負いながらもクリーニング業を興し、百億円企業に育てた男
遠軽・カボチャ陳情団物語…予算難で一時ストップした石北本線開通工事の陳情団の奮闘
中川あき…厳しい開拓時代を十勝の駅逓所の女あるじとして生き抜いた人生
ジュール・ブリュネ…榎本旧幕府軍と共に新政府軍と戦ったフランス軍人
川崎静一郎…北海道陸上界の基盤を築いたアスリート
南雲総次郎…旭川盲唖学校の創立者の苦難の物語
金成マツ…知里幸恵の遺志を継ぎ、ユカㇻを75冊ものノートに書きおこした
嵯峨久…釧路水産業の近代化、漁港整備に尽力した漁師
松前藩物語~松前慶広と松前崇広~…松前藩の二人の藩主を中心に、その成り立ちから滅亡までを辿る
ルイス・ベーマー…道内各地でリンゴ栽培を成功させた、お雇い外国人の一人
郡司成忠…千島開発に命を賭けた海軍大尉
西川寅吉…脱獄を繰り返した有名な囚人
花田伝七…ニシン漁で栄えた道北地方を代表する大網元
安達喜幸…豊平館や時計台などの設計を手掛けた開拓使の建築士
北海道鉄道物語…北海道の歴史と共に歩んだ鉄道の物語

著者紹介

[STVラジオ ほっかいどう百年物語 制作スタッフ]
構成作家…佐々木信恵/プロデューサー…上林史明
ディレクター…福島美香/監修…阿部ユポ/ナビゲーター…内山佳子(STVアナウンサー)
声の出演…三上勝由、くどうみき、岡田雅夫、中野英一、工藤準基
協力…ナレーターズユニット・ビーブレス

上記内容は刊行当時のものです。