りんご侍と呼ばれた開拓者 汚名を返上した旧会津藩士の軌跡

歴史

りんご侍と呼ばれた開拓者 汚名を返上した旧会津藩士の軌跡

森山祐吾(著)

定価
1,650円(本体1,500円+税10%)
電子書籍価格
1,320円(本体1,200円+税10%)
ISBN
9784891153441 C0021
仕様
四六判/277頁/並製
発売日
2018年3月1日
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内容紹介

戊辰戦争に敗れ賊軍として北海道余市に移住させられた旧会津藩士たちは、苦難の末に「りんご王国」を築き上げた。
彼らの再生を描いた表題作をはじめ、北海道を舞台にした4つの短編秘話を収録。


〈「北海道ノンフィクション賞」受賞作品集〉(受賞順)
サンゴ礁の落日 …太平洋戦争秘話(第30回佳作)
版画に祈りを込めた男 …木版画家・阿部貞夫(第31回佳作)
至誠に生きた男 …実業家・新田長次郎(第32回準大賞)
りんご侍と呼ばれた開拓者 …旧会津藩士の軌跡(第33回大賞)

目次

はじめに
りんご侍と呼ばれた開拓者 ~汚名を返上した旧会津藩士の軌跡
至誠に生きた男 ~実業家新田長次郎の生涯
サンゴ礁の落日 ~太平洋戦争秘話
版画に祈りを込めた男 ~木版画家・阿部貞夫の生涯
発刊に寄せて

著者紹介

森山祐吾(もりやま・ゆうご)…北海道史研究家・ノンフィクション作家
1940年北海道オホーツク管内雄武町生まれ。中央大学卒。民間会社定年後、北海道史の研究を進める中で、時代に翻弄されながらも強い信念をもって生き抜いた人々や、意外な史実が多いことに気づく。以来、これら埋もれた歴史に光を当て、私塾「北の歴史塾」の講座や各所の講演を通して語り伝えている。
主な作品に「海の総合商社・北前船」「宗谷海峡を渡った侍たち」「北の大地を開いた薩摩人」「幕末の通詞・森山栄之助の活躍」「北海道占領をめぐる米ソの暗躍」「石川啄木の北海道時代」などがあるが、いずれも未刊行。

上記内容は刊行当時のものです。