行宗 登美 著
定価:¥1,200+税
ISBN4-89115-128-5 C0095
四六判/204頁/並製
[2004年8月刊行]
【品切れ】
概 要
元高校教師だった著者が退職後、日本語教師としてアメリカの大学で教鞭をとる。その後今度は院生として学ぶことに事になる。本書は、アメリカの小さな大学の中から異文化とは何かを見つめ続けた記録です。
目 次
1 2001年9月11日
授業評価
日本語クラスの生徒達
寮暮らし
アメリカンホスピタリティ
惨 劇!
スカーフ
リベラルアーツカレッジ
2 信仰生活VS浪費生活
アーミッシュ
献 血
生 徒 達
自 立
殺人事件晩御飯と真夜中朝御飯
段ボール箱小屋の町
創造的小説の書き方
3 人さまざま
アレンタウン今昔
小鳥おじさん
お琴騒動
ボスの意外な顔
炭素菌騒動中のハロウィン
感謝祭ディナーふたつ
クリスマス
4 伝えたい言葉
アウシュビッツの生き残り ジュディ
日本人生徒
びっくりパーティー
心痛む話ふたつ
ルイーゼの見たアメリカ
5 アメリカうろうろ
だから英語は難しい
グランドキャニオンは本当にグランド
年金生活者の街
再 会
サバンナ
一度乗ってみたかったグレイハウンド
カ ジ ノ
6 いつもキャロルと
お別れパーティー
する側とされる側と
日本語クラス文化コース
リサ留任運動
いつもキャロルと
ハッピーバースデー
7 メイフィールドに吹く風
英語言語学史のクラス
ドクター・ハミルトン
大学院へ行く
最後の授業
花のキャンパス
帰らなきゃ
8 「砂に埋もれて」
創造的小説の書き方クラス最終課題作品 日本語加筆版
プロフィール
行宗 登美(ゆきむね とみ)
1947年、東京に生まれる。
清泉女子大学英文別科、國學院大學文学部卒業後、中学校、高等学校の国語教諭を務める。
1988年、退職し、山梨県に移住。
1989年、北海道十勝に移住。畑を作りながら英語塾を始める。
1990年、「第11回読売カネボー女性ヒューマン・ドキュメンタリー」に入選。 1993年、「第4回ゆきのまち幻想文学賞」に入選。1995年、国土庁主催の「Uターン・Iターン体験記」に入選。
2001年8月~2002年5月、アメリカ、ペンシルベニア州アレンタウンにあるシダークレスト大学で日本語教師をする。その直後の6月、大学院生として再度渡米。2004年に英語教育学修士号取得。
<主な著書>「十勝野の空
上記内容は本書刊行時のものです。