1_満員の会場

 4月22日(土)14時から、紀伊國屋書店札幌本店1階のインナーガーデンで、杉山四郎氏による『新版 武四郎碑に刻まれたアイヌ民族』出版記念講演「進化を続ける武四郎碑」を開催しました。
 当日は雨が降り続くあいにくの天候でしたが、100名を超える方々にお集まりいただき、熱気溢れる講演会となりました。

 まずは杉山氏から、北海道150年を控えた今の話題として、50年前に行われた北海道100年事業の様子をお話いただき、本題の武四郎碑へと話が移りました。
 今回は著書で紹介した60碑の中から特に、同行したアイヌ民族の名前が記された16碑に着目。訪問の際のエピソードを交えながら碑文とともに紹介し、松浦武四郎の蝦夷地探検に協力したアイヌ民族の姿や、武四郎との交流について記された碑が少ないことに言及しました。

 最後に原稿完成後に完成した碑として、白老町のアイヌ民族博物館の敷地内に建立された松浦武四郎碑のお話があり、この61番目の碑が、アイヌ民族の手によって建てられた初めての碑となること、碑文に刻まれた文章とその視点について説明があり、盛況の裡に講演を終えました。