空を泳ぐ 本庄英雄詩集本庄英雄 著
定価:¥2,000+税
ISBN978-4-89115-362-5  C0092
A5判/159頁(上製)
[2019年3月刊行]

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概 要

ある詩人が言う
「幸せな人は詩を書くな」

本庄英雄は言う
「然し矛盾の海原に
身を置きながら
誰もが苦楽の上を
歩かなければなりません」

あなたも詩人だよと

目 次

Ⅰ 夜空
農婦の謎 / 春雷 / 蝸牛 / 隻影 / アース アース
空を泳ぐ / 月寒公園 / 秋の傘 / 馬あぶ
猫のドモンジョ / 風呂 / 三つのランドセル

Ⅱ 故郷
白いシャツの少年 / いのち舞う / ナマコの生き方
岬の白うさぎ / 森のひと / 内曇り砥 / 青い煙
川の楽章 / ここに泉があった / 水仙(一)
水仙(二) / 六〇年前の花火 / 生還の日
姪たち / 金子光晴の顔写真 / 環

Ⅲ 回帰
交差点の雨(小樽港) / 作家の家 / 青の未来
蝦夷白ちょう / 乙姫の微笑 / 別離の春(百年の家)
活きる / 擬宝珠譚 / 肌触り
緑風荘とポプラ並木の見える窓 / 地底人
雪待ち草 / 教会のある通り / 祖母の福島
庭の花咲く

あとがきに代えて

本文より

あとがき

はじめての詩集です。私の思いが叶いました。詩を書く事は山登りにも似て、途上は人生そのものかもしれません。三歳の頃の病により、さまざまな痛苦を伴いながらも、心豊かな人たちと、あり得ない奇跡のような出会いをしました。
滑落せず登頂できたのは幸運だったと思います。振り返ると断崖も見えます。不思議にも家庭を持ち、元気に三人の子も巣立ち、父と母の晩年を看取ることもできました。お世話になった方々は数限りありません。
ねぐんど詩社「複眼系」の皆さん、室蘭の「パンと薔薇」、「蒐」同人の方々など詩友や友人の陰ながら声援をいただきました。
AIの世界による詩も書かれているようですが、詩はその奥に血が流れ、汗の匂いのする文学でありたいと願っています。
今般、私の小さな詩に翼力を与えてくれた中西出版の岸上祐司さん、デザインを快諾してくれた弟、本庄隆志に感謝します。
私も詩を書くのに丁度良い年齢になりました。生涯現役の先輩詩人にならい、一層励んでまいりたいと思います。
二〇一九年三月    著者

プロフィール

本庄英雄(ほんじょう・ひでお)
1948年1月 函館市(旧戸井町)生まれ
詩誌「複眼系」「パンと薔薇」「蒐」同人
北海道詩人協会会員

上記内容は本書刊行時のものです。