978-4-89115-190-4綱島 洋一 著
定価:¥1,200+税
ISBN978-4-89115-190-4  C0095
四六判/228頁/並製
[2009年4月刊行]

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概 要

kakinuma過疎と高齢化の荒波が日本列島を襲う。
喘ぐ地方の町。そして村。
「都会へと通じるのは2本のレールだけ」
赤字ローカル線の廃止問題。
存続を願う地方の思いは痛々しいほどだ。
「地域の足を守ろう」立ち上がった鉄道マンがいた、
男の名は柿沼博彦。
JR北海道の技術陣を率いる。
この物語は、夢に向かって奮闘する
創造力豊かな男たちの
熱き開発ドラマだ。
(帯文より)

目 次

ダーウィン

【第1章】トヨタが動いた日
始動 夢の乗り物
苦境が生む進化/一瞬のひらめき/直訴で危機打開/「これはすごい」/提唱続ける言葉/割り切れぬ思い/極秘で開発着手/「身の丈」の発想/出会いに「運命」/熱意が心揺らす
DMV 特徴とメカニズム

【第2章】夢を育てた竹遊び
鉄道知らぬ少年
脳裏に父の背中/恩師の言葉胸に/国鉄色に戸惑い/無念の転勤命令/民営化の牽引役/苦闘から自信へ/轟く工場の名声/待望の新製車両/安全証明に奔走/「柿沼を助けろ」
「変化に対応する人間が生き残る」~坂本眞一 私の柿沼博彦論

【第3章】新幹線を創った男
師と仰ぐ島秀雄
諦めぬ姿勢貫く/再現した真骨頂/モデルはSLに/島の遺言叶える/省エネ車両に力/夢の素子ついに/気迫込め逆提案/回生効果は絶大/時・人・地の「運」/島の教えで打開/創造力こそ大切
「勇気をもらった」「夢っていいね」~柿沼博彦の講演を聞いた感想から
「願いは物を大切に」~環境学習で知り合った柿沼博彦に学ぶ~

【第4章】チーム柿沼の結実
夢叶える総合力
車両に個性宿る/振り子に熱い視線/無理承知で決断/地を這う振り子/雪に挑む開発陣/「直観」こそ大切/設計の極意学べ/はねのけた窮地/雪の猛威またも/使える技術とは
「DMVは旭山動物園とそっくり」~小菅名誉園長 ハンディ克服の道語る

【第5章】未来へ続くレール
燃える技術者魂
曲線へ挑戦再び/救いの主は論文/秘めた魅力活用/三つの効果実現/静かな走りが顔/戦略思考の時代/近未来の顔DMV/自治体が熱い目/輝くデザイン賞/挑戦の姿勢評価/活用方法は多彩
柿沼博彦と車両技術開発の歩み
「走れ! ダーウィン」合い言葉に

プロフィール

綱島 洋一(つなしま よういち)
札幌市生まれ。朝日新聞記者。新潟、静岡支局から名古屋本社経済部、社会部員。豊田市に支局を開設する準備を担当し、北海道支社報道部へ。1997年11月、北海道拓殖銀行の経営破綻を取材、以後北海道経済の現状と再生への道筋に強い関心を持つ。
[著書] 『見えた 笑った 難民にメガネを 金井昭雄物語』

上記内容は本書刊行時のものです。