4-89115-122-6清水 秀一 著
定価:¥1,600+税

ISBN4-89115-122-6  C0026
四六判 314頁/並製
[2004年3月刊行]

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概 要

気象予報士の資格を持つ著者が、自然保護の発祥地でもある、地球上最高かつ永遠のテーマパーク、カリフォルニア州シエラ・ネバダ山脈を放浪した38日間の記録。気象に関する専門知識と軽妙な文体が、読者をファンタジーの世界へ誘う。

目 次

第一部 ジョン・ミュア・トレイル完全踏破
 一日目 新生活のスタートにクマと遭遇
 二日目 優しい隣人、やっかいな隣人
 三日目 文明との再会に大食い
 四日目 自然からのメッセージの数々
 五日目 シエラの魅力、バックパッカーたち
 六日目 「緑恐怖症」を患い、先を急ぐ
 七日目 最後の文明を満喫し、快調に再スタート
 八日目 寄り道の快楽と水色のゆくえ
 九日目 露に濡れるが、日本語に励まされる
 一〇日目 文明の気配の中、異常気象を考える
 一一日目 大切なのは気持、桃源郷に立つ
 一二日目 食料補給大作戦に問題発生
 一三日目 空をゆく白いカヌー、行く手にさざ波が
 一四日目 雷が頭上を通過、「実況中継」
 一五日目 野生の掟を見せつけられる
 一六日目 雨上がりに浮かんだアイディア
 一七日目 高山病とずさんな食料計画
 一八日目 朝の積乱雲と真夜中の雷雨
 一九日目 雨上がりの湖で有名人と出会う
 二〇日目 雨の中、順調に進むが不安もつのる
 二一日目 雲の中、最後の峠へ向かう
 二二日目 青空戻った! タオルも戻った!
 二三日目 標高四四一八メートルでメシを炊

第二部 セコイア放浪
 一日目 シエラに戻り、パイカと出会う
 二日目 夏の終わり、冬の足音
 三日目 行き先変更、カーン・リバー源流へ
 四日目 谷のテントサイトでボヤ騒ぎ
 五日目 谷底から這い上がり、疲れはピーク
 六日目 のんびりと寄り道、家事に専念
 七日目 峠を越えて出会った青に驚愕
 八日目 最後の選択、文明の世界へ

第三部 ヨセミテ再訪、最深部へ
 一日目 スイッチバックが導く三度目のシエラ
 二日目 カリフォルニア米の利用法
 三日目 峠で見るつるし雲、雨よ来るなら来い!
 四日目 峠で雨に遭う、なんという運の悪さ
 五日目 水難のアンセル・アダムス・ウイルダネス
 六日目 光のダンス、シエラの秋晴れ
 七日目 フィナーレ、虹のトレイルのはずが……

第四部 時間を越えた会話
 「お天気キャスター」のち「放浪の旅人」のち……? 森本健成
あとがき

本文より

 真夏の日射しを浴び、雨に打たれ、雷に脅え、涼風と雄大な景色に励まされて歩いた距離は、約400マイル。山小屋もなければキャンプ場もない。頼れる文明は、足元にどこまでも続くアメリカ西部のトレイルと背中に背負った30キロの荷物だけ。

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プロフィール

清水 秀一(しみず ひであき)
1966年、新潟県生まれ。
1989年、関西学院大学理学部卒業。株式会社ウェザーニューズ入社。気象解説出演、気象番組制作に従事。
1990~1996年、朝日放送「テレビ、ラジオの各番組」出演。
1996~1999年、NHK衛星放送局「地球天気予報」出演。
2000~2003年、NHK札幌放送局「ほくほくテレビ」など出演。
2003年、株式会社ウェザーニューズ退社。
<資格>
気象予報士、アマチュア無線。
<海外トレッキング歴>
【アメリカ】シエラ・ネバダ、マウント・レーニエ、グレイシャー、デナリなど
【ニュージーランド】ミルフォード、ルートバーン、ケプラーの各トラック
【アルゼンチン】フィッツ・ロ

上記内容は本書刊行時のものです。