木原 直彦著
定価:¥2,200+税
ISBN978-4-89115-193-5 C0091
A5判/396頁/上製
[2009年6月刊行]
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概 要
~ 長いあいだ北海道の文学にかかわってきたが、歴史的にも地理的にもコンパクトに北海道文学を知る事典に類する手引が欲しい、とおもっていたのが動機だった。まとめはじめると欲が出てきてしまい、結果、もはや個人の作業では手に負えないことをイヤでも実感せざるを得なかった。
東京圏と大阪圏は別として、県単位でみれば北海道は質量ともに最も豊かであると自慢していいとおもう。~
読物として、資料として、評論として〈北海道文学〉の跫音を聴いていただければ望外の幸いである。 ~(「あとがき」より)
目 次
グラビア
文 学 の 風 景
文 学 碑 23 景
第一章 北海道文学地図
小説のなかの四季
北海道・人・風土-作家たちの珠玉
支庁区分図
小説の舞台〈明治・大正・昭和戦前〉
小説の舞台〈昭和戦後・平成〉
作家の生地
文 学 碑〈小説碑・詩碑〉
文 学 碑〈歌碑・句碑〉
音 楽 碑
原作のある映画
文学館等所在地
各種文学賞等受賞者一覧表
道内市町村役場代表電話番号
第二章 ジャンル別・北海道文学小史
小 説(木原直彦)
児童文学(小笠原洽嘉)
詩 (斉藤征義)
短 歌(山名康郎)
俳 句(木村敏男)
川 柳(斎藤大雄)
第三章 作家・作品リストと参考文献
文学全集等に収録された作品リスト
北海道文学主要参考文献
北海道文学館刊行書目
北海道文学主要年表目録
北海道史略年表
第四章 論考、そして我が文学
北海道の自然と風土
北海道文学通史
文学者群像
地 域 展 望
千島・樺太の歴史と文学
北海道文学館のこと
「北海道文学全集」の刊行
「北海道文学大事典」の刊行
文学運動三十七年
北海道文学の半世紀
追 悼 集
あとがき
本文より
あとがき
~ 長いあいだ北海道の文学にかかわってきたが、歴史的にも地理的にもコンパクトに北海道文学を知る事典に類する手引が欲しい、とおもっていたのが動機だった。まとめはじめると欲が出てきてしまい、結果、もはや個人の作業では手に負えないことをイヤでも実感せざるを得なかった。
東京圏と大阪圏は別として、県単位でみれば北海道は質量ともに最も豊かであると自慢していいとおもう。~
読物として、資料として、評論として〈北海道文学〉の跫音を聴いていただければ望外の幸いである。
プロフィール
木原 直彦(きはら なおひこ)
昭和5(1930)年、北海道厚真町に生まれる。 41年、北海道文学展実行委員会事務局長。42年、北海道文学館事務局長、のち館長。平成7(1995)年、(財)北海道文学館副理事長と北海道立文学館館長を兼ねる。現在は顧問と名誉館長。日本文芸家協会会員、オホーツク文学館顧問、NPO法人さっぽろ時計台の会会長、札幌市民憲章推進会議議長など。
[著書] 『北海道文学史』全3巻、『北海道文学散歩』全4巻、『伊藤整文学散歩』、『風土の感触』等多数。
北海道文化奨励賞、北海道新聞文学賞、札幌市民文化奨励賞、北海道文化賞、北海道新聞文化賞、地域文化功労章等。
上記内容は本書刊行時のものです。