SL 写真/小河原 博 企画/大橋 英伸  榮伸舎編
定価:¥1,200+税
ISBN978-4-89115-185-0  C0072
変形判/64頁/並製
[2009年5月刊行]

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概 要

東京のある青年が昭和40年代の後半から50年代初頭にかけ、北海道の冬の蒸気機関車を撮影したものです。青年が毎冬、貯金をはたいた切符で上野駅14番線から乗り込んだのは、旧型客車の夜行急行「八甲田」でした。青函連絡船、急行宗谷と乗り継ぐ片道22時間の長旅。それでも、白い大地を走る蒸気機関車を思えば胸踊り、時刻表や鉄道地図を眺める時さえも喜びでした。
昭和40年代の後半、東京近郊ではすでに姿を消してしまった蒸気機関車が、日本列島最果ての地、北海道ではまだ、400両も現役で活躍していました。しかし、それもあと数年で全廃の運命を辿ることになります。今では、掲載した写真の蒸気機関車はもとより一部の路線や風景も再び出会うことができないほどに、時は流れました。旅で青年が心に刻んだ瞬間を通じて、現役蒸気機関車の尽きない魅力を、伝えてくれる一冊です。(「帯」より)

目 次

sl-2発刊にあたって●05
北の大地へ(時刻表)●06
鉄道地図(北海道)●08
路線図(北海道)●09
主な列車編成(昭和47)●10
I.釧網本線・石北本線・広尾線・池北線●11
II.名寄本線・深名線・宗谷本線■■
留萌本線・美唄鉄道●23
III.函館本線・歌志内線・幌内線・タ張線●35
IV.室蘭本線●47
なつかしの駅弁紀行●59
蒸気機関車配置表(昭和47)●62
あとがき●63

プロフィール

小河原 博(おがわら ひろし)
1949年(昭和24)、東京生まれ。大田区在住。学生時代から鉄道に興味を持ち、社会人になってからは現役時代の全国のSLを撮り歩いた。計測器メーカーに勤めるかたわら、休日にはカメラと三脚を携えて線路脇に通う日々が約40年続いている。最近ではイギリス、欧州、中国、オーストラリアなど海外の鉄道も訪ね歩く。海外鉄道研究会会員。

上記内容は本書刊行時のものです。