9784891151966文・さし絵/日下 康夫
定価:¥1,200+税
ISBN978-4-89115-196-6  C0071
A5判/88頁/並製
[2009年7月刊行]

<品切れ>

概 要

半世紀、50年以上も前の我が故郷夕張。その遠いあかね色の想いをひとつひとつ拾い集めてのエッセイ。ほんの10年間の想い出ながら、今も懐かしく強く心に残る我が故郷夕張。(「帯」より)

目 次

夕張での遊び/黄金バット/アオダイショウ/二眼レフカメラのおじさん/炭山祭り/のりつぐ先生/ちょんちゃんの爺さん/雪スケート/ハーモニカ長屋/クロ!ごめんよ/虫下しチョコレート/ルンペンストーブ・カルメ焼き/ハッキンカイロ/鉄道唱歌 他62編

本文より

メーデー
 労働者の街、夕張。五月一日には力強い歌声と赤旗が街じゅうにあふれ練り歩く。旭台の山から見下ろしていたこの光景はいかにも鮮烈で あり、幼い私の心に労働者の子としての意識が自然に芽生えた時でもあった。産めよ増やせよの政策で、どこの家庭も沢山の子どもがいた。その子ども達を育て るために、父も母も毎日毎日、身を粉にして働き続けた。でも皆、明るく強くたくましかった。そして何より、優しかった。その背を見ながら私たちは育った、 そして感謝した。(本文より)

あかね色の夕張

プロフィール

日下 康夫(くさか やすお)
1947年、夕張市生まれ。北海道教育大学札幌校美術科卒。小学校、養護学校、聾学校教諭。日洋展会友。

上記内容は本書刊行時のものです。